ITmediaニュース:ソーシャルネットのビジネスモデルが見えてきた?――「mixi」の今
儲からなくても続けている「mixi」だが、9月からはバナー広告を導入。有料の新サービス導入も検討するなど、ビジネスとしての展開が見えてきた。
ソーシャルネットワークサービス(SNS)はビジネスになる――ここ最近の「mixi」の動きは、そう感じさせる
SNSで大儲けはむずかしいかもしれないけれど、安定的な収入を得るくらいの売上は上げられるんじゃないか、ということですね。アフィリエイトにしろバナーにしろ、収益モデル自体は決して目新しいものではないけれど、大切なのは、新しい収益モデルを追い求めることよりも、確実なところでどうやって着実に売上を上げるか、ということなのでしょう。
NikkeiNetでアウトソーシングに関する連載記事をはじめました。12月末まで、全部で5回の予定です。
NikkeiNet 経営改革講座
こういう記事もそれこそblogを使えばいいと思うんだけど、なかなか簡単にはいかないようです。もしコメントなどがあれば、こちらのblogでどうぞ。
Winnyを使って著作権法違反した人より、Winnyの開発者の方が罪が重いんだって?。
「ウィニー」で映画をネット公開、42歳男に有罪判決(YOMIURI ON-LINE / 社会)
ウィニーを開発した東大大学院助手金子勇被告(34)は、同法違反ほう助罪で公判中。弁護側は「開発者の方が責任は重い」と無罪を主張したが、楢崎裁判長は「ダウンロードして使った井上被告の方が正犯」として退けた。
裁判長の言うとおりだ、まったく。いくら弁護士だから弁護しなくちゃいけないからって、変な理屈持ち出すんじゃないよ。
毎日新聞ではこういうふうにも書いてある。
楢崎康英裁判長は弁護側に対して「裁判所に虚偽の事実を告げ証拠請求するなど不適切な弁護活動があった」と異例の批判をした。
なんか、こういう記事を読む限りでは、ちょっとひどい弁護士だ。いまでさえこんな弁護士がいるんだから、これで法科大学院ができて(もうできてるけど)弁護士が増えたら、どうなるんだろうか。これまでは、なんとなく弁護士先生の言うことは正しいことだと思ってきたけど、これからはもっと注意しなくちゃいけなくなる。本質的には、インターネットの掲示板の情報にどう対応するかということと同じで、一種のメディアリテラシーの問題なのかもしれない。
「はてな」の伊藤さんが、CNET Japanの梅田さんのところでゲストブログを書いている。
CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:インターネット時代のエンジニアの価値
最近インターネット関連で面白いと思う人は、1975年くらいに生まれた人が多いという話。
改めて振り返ってみると、高林さん(高林哲産業技術総合研究所研究員)や宮川さん(宮川達彦ライブドア執行役員)や私は年齢がほとんど離れていません。77年生まれ、あるいは76年生まれです。そして前回の記事でも紹介したGREEの田中さんも76年生まれ。2ちゃんねるを管理する西村博之氏も同年代。はてなの代表近藤淳也は75年生まれ。近頃インターネットを騒がす人々は共通して70年代後半生まれだったりします。そして、彼らとよく話題にのぼるのが、ちょうど大学に入学したときにインターネットの波が押し寄せてきたのだということ。ネットが徐々に普及していき技術が想像を超えたスピードで進化していく様をダイナミックに体感してきた世代です。そんな私たちにとっては、ネット上のドキュメントを日々漁り続けるということは日常茶飯事ですし、他人のコードを読むということもその中の一環にすぎません。私たちにとって高速道路は当たり前のインフラで、それに乗ることは当然のことでした。
そういえば、26日の勉強会で話してもらったmixiの笠原さんも、エンジニアではないけれども、1975年生まれ。
確かに、伊藤さんの言うとおり、彼ら(「彼女ら」を含む)にとっては、自分のわからないことはインターネットで調べればすぐにレスポンスが帰ってくることとか、インターネットで協力しながら仕事を進めるといったことは、もはや当たり前のことであって、それは40才を超えた僕たち(特に大学時代にほとんどコンピュータを使っていなかった人たち)との感覚とは、まったく違うものだろう。すべてを世代の違いで説明できるわけではないけれども、この感覚の違いというのは、やっぱり否定できないと思う。
彼らにしてみれば、インターネットを取り巻くスピードはこんなに速いのに、自分の周囲のおじさんたちの意思決定が遅いのは、本当にかったるくて歯がゆくて仕方のないことなんだろう。もちろん、会社で意思決定をするためには技術以外のいろいろなことも考慮しなければならないし、そのためにおじさんたちがいるわけだけど、そういう状況は若いエンジニアには大きなフラストレーションになる。
伊藤さんは、翌日のエントリーの中で、次のようなことも書いている。
こんな話があります。ある企業のウェブアプリケーションエンジニアと数人で会話しているときのこと。「昨日○○というサービスをオープンしたよ。」「おお、あの規模のサービスだし結構時間かかったでしょう? 半年ぐらい?」「いや、フレームワークあるし三日くらいかな。」
彼らは私と同年代のソフトウェアエンジニアでした。環境こそ違えど、手がける仕事のドメインにそこまでの違いはないはず。しかし、ふとした会話の中にあったスピード感の違い、そして自分が日ごろ行っているプロセスとの違いに圧倒されたのは言うまでもありません。それが良いとか悪いとかいうことではなく、違う世界はすぐそこにあるのだなと実感させられた瞬間でした。
こういうスピード感の違いを実感しているこの世代のエンジニアの能力を、大きな企業の中で効果的に発揮してもらうために必要な条件は一体どういうことなんだろうか。いや、そもそも、変化のスピードについていけるのはベンチャー企業だけなのかもしれない。
そういう意味で、伊藤さんのように、スピード感を大切にするエンジニアがどんどんリスクをとって大きな企業を飛び出すことが多くなれば、日本でも「はてな」のような技術指向のベンチャー企業が活躍する機会は増えるのだと思う。そして、大きな会社は、エンジニアを囲い込むのではなくて、そういうベンチャー企業と上手に協働していくことを考えればよいのかもしれない。